SAMAYA ULTLA35

登山アイテム
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SAMAYA ULTRA35を仕入れました。

軽量、防水、シンプルなザックです。

これまで使った登山ザック

グレゴリー バルトロ65

大きくて、しっかりしたヒップベルトで重くても肩の負担が少なく担ぎやすい。
が、ザック自体が重いことには変わりないので、足が疲れる。大きいだけに、何でも入れてしまい、重量増してしまう不思議な能力を持っている。
軽量化が必要となったので、退役。

ドイター Aircontact Lite 40+10

40+10Lの容量でヒップベルト等あり、腰にも荷重分散できるので肩への負担少ない。
バルトロよりコンパクトだが、防水のためのザックカバーなどが無駄な荷物に思えて気になったのと、それなりにザック重量あるので、ザック自体の防水、軽量化推進のため退役。

アークテリクス アルファFL45、30

防水かつ、軽量。シンプルで縦長のアルパインザック。大キレットやジャンダルムなどの縦走にも最適。
ヒップベルトは幅が4cm程度のテープ状。腰で荷重を受けることは難しい。背面に硬めの樹脂パッドが埋め込まれていて、背中全体で荷重を受けるようにすると肩が楽。

もうこれでいいか(1回目)と思って45Lと30L両方購入。だが、上部が巾着方式。内部にはロールトップ式の仕切りがあるが、完全防水ではなく、雲ノ平で雨天縦走時に内部に浸水した(ちょっとだけ)。雨蓋がつけば、文句ないのだが・・・。そのため完全防水のザックを求めて次のザックを探す。

EXPED ブラックアイス35

防水生地でロールトップ式。普通に使う分には雨天縦走でも水は入らない。軽量かつ防水。岩稜帯向きなアルパインスタイル。これでもういいだろうと思った(2回め)が、シンプル構成すぎてポケットが使いにくい。
雨蓋とか、少しだけ使いやすいポケットがあると嬉しい

ということで更にザックを探す。

SAMAYUA ULTRA35 (いまここ)

ダイニーマ生地を使いシーム処理をして防水性確保。アルパインスタイルのザックで縦にスリムなので岩稜帯縦走に使いやすい。ロールトップクロージャー採用し容量は35+5L。複数日程の山行で食料がちょっと多くなってもある程度対応可能。

SAMAYA ULTRA35は価格高いのですが、これまでの1)〜4)までの合計金額を考えると、最初からこれ買っとけばよかったレベル(ただし、当時はまだ発売していなかった)。

もうこれでいいだろうと思う(3回目)。

どの登山道具もそうだが、最初はこんなもので十分だろうと思って購入しても、その後の登山スタイルや方向性の変化からどんどん買い替えすることになる、買い物沼にハマるリスクが高い。

SAMAYA ULTRA35 初見チェック

やたら高級そうな箱に入ってお届け

これまでのザックは注文、到着する際はビニール袋などに入って、普通のダンボール箱に入ってお届けされていたが、SAMAYA ULTRA35はかなりしっかりした箱に入ってくる。
MacBookAirなどを買ったときの箱のようにすごくしっかりした箱。

取扱説明書が何故か袋に入っている

ザックを取り出すと、底部にSAMAYAのサイン入りうす箱が貼り付けされている。開けるとSAMAYA ULTRA35と記載された袋。中にはSAMAYAの取り扱い説明書。
また、この説明書はSAMAYAの全商品の取り扱い説明が書いてある。これは、他のテントなども買ってねという、SAMAYAからのメッセージなのか。


実際のULTRA35部分の説明は数ページ。説明書はどこかに置いておけばいいのだと思う。
そうすると、説明書が入っていた袋はどうするか?
これはおそらく、ULTRA35はヘルメットカバーはスキー取り付けのストラップ、ヒップベルトなど、各パーツを外せるので、それらの収納用なんだと思う。

ザック上部はロールトップと巾着式の2方式

ザックの上部は巾着方式とロールトップ式。これはアークテリクスのアルファFLと同じ構造。
生地はダイニーマで柔らかく丸めやすい。巾着部分の紐を引っ張って閉じる、開けるときはベルトループを引っ張るだけでガバっとひらく。
容量を一時的に増やすときはロールトップ部分を伸ばして閉じる方式。アルファFLと同様。しかし、SAMAYAの方は拡大容量が少ないと思う。カタログでは+5L分。

雨蓋もダイニーマで防水

ULTRA35 は巾着方式、ロールトップ方式ともに閉じたあと雨蓋で覆われる。雨蓋は上面に止水ジッパーあり。ザックを下ろしてそのまま雨蓋内にアクセス可能。
この雨蓋があるので、雨天時もザック内への水浸入が防げるアルファFLで欲しかったと思っていたもの

内部はシンプルな1気室、キーフック付きの内ポケットあり

内部はシンプルな1気室。背中側にキーフック付きのポケットあり。
またポケットの裏にマジックテープで閉じられた、背面パッド+アルミフレーム挿入ポケットあり。背面パッドとアルミフレームともに取り外し可能。背面パッドはアルファFL(取り外しできないが、)に比べると柔らかい印象。もう少し硬めの方が、背中に荷重分散できそうだが。

いろいろなパーツを取り外せます

ヘルメットホルダー、スキーストラップ、ヒップベルトは取り外せます。使う状況によってある程度カスタマイズ可能。個人的にはヘルメットホルダーを外したりする程度だと思う。

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