テント泊登山の調理器具はガスとアルコールの2つを持っています。
テント泊中の食事をどんなものにするかで、持っていくセットを変えています。
今年のテント泊の食事はアルファ米がメイン
以前買った「緊急避難セット4人家族5日分」が昨年に無事任期満了となり、退役となりました。
幸い、使用する機会なく過ごせたので大量のアルファ米やインスタントカレーなどが手元に残ってくれました。
ですので今年の山行はこれらを消費することになるので、お湯が沸かせればいい調理器具の選択となります。
アルコールか、ガスか
お湯を沸かすだけなら、ガス(OD缶)でもアルコールストーブでもできます。
これまでガスをメインに使ってきたので、今年はアルコールメインで行ってみようと思います。
アルコールストーブのメリット
アルコールストーブが軽量。
アルコールがなくなったあとの容器が軽量、パウチ型なら場所を取らない。
燃焼音なし
気温が低くても燃焼可能
アルコールストーブのデメリット
燃焼時間が注入量に依存する、場合によっては燃料不足で追加が必要。
火力の調節ができない(一部可能なストーブもあり)
長時間の調理はできない(燃料継ぎ足しすれば、できないこともない)
風に弱い
ぱっと思いつくだけでこんなかんじでしょうか。まだアルコールストーブをそこまで使いこなしてないので、実際は他にもあると思います。
それでも、アルファ米やインスタント食品を食べるためだけなら、アルコールストーブで十分。
ただし、稜線上なので風防は必要。
持っていくクッカーなど一式
できるだけ、かさばらず軽量化するために、選んだグッズはこちら
①EVERNEW Ti 400FD Cup
インスタントカレーやスープ、コーヒー飲む用
②EVERNEW Ti 570FD Cup & 570Cupフタ
メインのお湯を沸かす用
③Ti フーボー
アルコールストーブの弱点である風対策。薄いチタン板を二枚組み合わせる形。丸めてカップ内に収まるし、①、②いずれのカップでも、下部を覆う形になるので熱効率も良い。
①、②、③はそれぞれスタッキングできるよう、専用背系みたいなもので、相性は良い。
チタンの薄板なので、手を切らないように注意。
また、風防だけをおいておくと、軽量過ぎて風で飛ばされるので注意。
④ナイフ DEEJO 27g
折りたたみで軽量、コンパクト。かっこいいです。これまでも含めてあまり使用機会なし。
⑤ユニフレーム FDシリコンスプーン
収納性を上げるための取ってのステンレスワイヤー部分を取り外してます。
クッカー内をスプーンできれいにできるので、おすすめです。
⑥EPI フォールディングチタン スプーン
普通食べるときはこちらを使用してます。
⑦BIC ミニライター J25
低温でも使用可能なイソブタンガス使用。イソブタンの沸点は−11.7度なので、厳冬期の使用も安心。さらに点火機構は濡れても、低温でも大丈夫なフリント式のライター。電子式はうまく作動しないことがあるので危険。
さらに小型なので収納性にも優れる。
⑧EVERNEW Ti アルコールストーブ
チタン製なので頑丈。
⑨EVERNEW チタンゴトク TriveTi
チタン製の五徳。組み立て式なのでかさばらない。
⑩ダイソー クリームケース(調味料ケース;塩と胡椒入れ)
ダイソーのコスメ用品ケース売り場でかったクリームケース。ネジ式で重ねられる。
大きさがちょうど2つ重ねてTiアルコールストーブのなかにすっぽり収まる。
更に軽量化するなら、②のTi 570FD Cup & 570Cupフタを外すことも可能だが、アルスト山行はまだ経験が少ないので、念のため持っていく。
これらはきれいにスタッキング、収納できます。トータル297g。
スタッキングしたカップをケース(30g)に入れるので、全部で322g。
燃料(アルコール)はどうやって持っていく?
PPボトル スケールキャップ(100ml)
今回はPPボトル スケールキャップ(100ml)で。アルコール100ml入れて約103g。
注ぎ口がスポイト状なので、入れすぎても吸い戻すことが可能。
本体には10ml区切りでメモリあり。蓋には1mlごとのメモリで15mlまで軽量可能。
燃料消費後、軽いのだが、容器自体の大きさは変わらないのがちょっと残念。
その点、リンデンのパウチは使った分だけ小さくなるのがいいところ。
燃料とクッカー全部で425gになりました。
初日の夕食と翌日朝食分なら、アルコール100mlあれば大丈夫と思うので、これで今度の週末にテント泊に行って見る予定。
ある程度のアルコール使用量はわかるつもりだが、今後の山行のため、使用感などのデータを取ってくるつもり。
コメント