今回のルート
2週間前の涸沢岳〜大キレット縦走が楽しかったので、今回は逆ルートで。そのまま下山をロープウェイで手を抜くためにジャンダルム経由、奥穂高〜西穂高縦走に行ってきました。
夜中にバイクで新穂高まで
金曜夜に新潟をNinja1000で出発。18日深夜2時30分に新穂高の鍋平駐車場に到着。 前回は深山荘前の駐車場でしたが、今回は鍋平。下山でロープウェイを使用する予定なので、鍋平駐車場のほうが下山後楽になります。到着後、登山準備をして鍋平から新穂高登山口へ。 その後は右股沢を進んで白出沢までの林道を歩き、その後は登山道を歩いて滝谷、南沢を超えて槍平小屋へ。
南岳新道
槍平小屋で休憩後、南岳新道へ。大雨の影響で一部崩れているところがあるとのことでしたが、そうでもなかったです。南岳新道は基本急登が続きます。
標高2600m程度までいくと、樹林帯抜けるので見晴らしが良くなり、穂高や大喰岳、反対側の笠ヶ岳などを見ながらカール地形を通過し南岳小屋まで登っていきます。
南岳から大キレットへ
南岳小屋では、小屋の前にお昼寝台と名付けられたウッドテラスがあり、ここでちょっと仮眠して徹夜登山の眠気を解消できました。休んだあとは大キレットへ。(金曜普通に仕事の後、徹夜で登山口まで走って、登山してます) 今回は南岳から北穂高方面へのルート。 大キレットの通過の方向で難易度が変わる噂を聞いていましたが、どっちも変わらない感じ。
大キレットで救助要請
大キレット通過後は北穂高〜涸沢岳を通過し、今日のお宿は穂高岳山荘のテント場。早いもの勝ちのテント場です。また、穂高岳に今日中につかないと、翌日の奥穂高ー西穂高縦走というメインイベントに行けなくなるので、なんとしても今日は穂高岳山荘まで行かねばなりません。 が、たまたま、途中のA沢のコルで急病の方が動けなくなり、代わりに警察に救助要請。 人生で初めて110番かけました。 救助隊は北穂高小屋から向かうとのこと。
松本警察署「救助隊がつくまで、そこで待機してもらえますか?」と。警察に要請して終わりではなく、そこで待機するということになりました。 この時点で、今日は北穂高小屋のテント場になるかなと、思いました。 その後救急隊が到着して事情聴取後、山行に戻りました。 救助隊の方々、お疲れ様です。急病の方も、夕方に警察から連絡が来て、無事救助できたとのことで良かったです。
17時頃だけどなんとかギリギリテント設営。
とりあえず、北穂高小屋に到着。この時点で15時前。 頑張ればなんとかなるかもと思ってペプシコーラを飲んで涸沢岳に向けて出発。 結果、17時過ぎに穂高岳山荘到着。急いでいたので&2週間前に通ったルートなので写真はほぼ撮らず。土曜の17時でテント場が開いている可能性などほとんどないと思ってましたが、なんとか斜面に無理やり先人が作ったようなスペースがあったので、そこにテント設営。
山荘で買ったアルコール類と夕ご飯食べて、コーヒーを飲んで星空見たあとに、あっという間に寝ました。 これまで、テント場で眠りが浅く物音でよく起きていたため、今回は強力っぽい耳栓を仕入れていったのに、結局使えませんでした。しかも、今までになくよく眠れました。徹夜効果か? また次回のテント泊で試してみたいところです。
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